いざリフォームを考えた場合、予算や内容はもちろんですが、それ以外にも大事なことがあります。
それは工事中のお客様の生活についてです。
よく聞かれる質問として、
「工事の中は引っ越ししないといけないの?」
「住みながら工事はできないですか?」
というのがあります。
今回は、さまざまなリフォームの規模をご紹介して、どちらの方法が良いか、その理由をお話していきます!
全面改修(スケルトンリフォーム)
床・壁・天井を全て撤去し、柱と梁だけの状態にするリフォームです。
・間取りの大幅な変更
・水廻りの大幅な場所の移設
などを伴う場合にはこの方法でリフォームします。
工事期間は約3~4か月です。
この場合は写真を見れば一目瞭然ですが、住みながらのリフォームはできません!
床も壁もないので当然ですね。
工事中は、ウィークリーマンションなどに引っ越しいただくようになります。
ですので、このリフォームを検討される場合は、引っ越し費用・工事中の家賃も合わせて予算組みをしなければなりません。
キッチンLDKのリフォーム
よくある工事のパターンとして、LDK(居間)の改修があります。
・台所と隣の和室を1部屋にするパターン
・元々のLDKを床の張替え、壁紙の張替えするパターン
などが代表的です。
(LDK改修の場合、キッチンの交換を伴うケースがほとんどですので、それ前提にお話しします。)
この場合、住みながらのリフォームは可能ですが、生活にかなり制限がかかってしまいます。
・約1か月キッチンが無いので、料理や洗い物ができない
・リビングがないのでゆったり団らんができない
・工事中は中に入れないので、生活動線が制限される
この辺りの問題がなんとかクリアできる場合は、住みながらリフォーム可能です。
そうでない場合や、他の水廻りと一緒にされる場合は、引っ越しも視野に入れるほうがストレスがないです。
どちらを選択するかはご予算と生活パターンとの相談になります。
三協住宅サービスのお客様でこのリフォームをされる場合の対応策としては、
料理:カセットコンロやホットプレートを使用
洗い物:洗面台を使う
和室があればそちらにTVを接続する
工事中以外の時にはなんとか歩ける動線を確保する
などで対応していただいています。
キッチン以外の水廻りリフォーム
お風呂・洗面・トイレのリフォームの場合は、基本住みながらのリフォームは可能です。
ですが、キッチンと同様に、工事中には制限がかかってしまいます。
・約5日間、お風呂に入れない
・洗面台がないと朝顔を洗ったり歯を磨いたりできない
・トイレが使えない
基本的には使えない時が極力短くなるように、「風呂→洗面→トイレ」という感じで順番に工事していきます。
(もし引っ越しいただいた場合は一気に工事できるので工期が短縮できるメリットがあります)
どの場所も、生活の起点となる場所ですので、対応策が必要です。
お風呂は、スパ等を利用、もしくはご親戚の家でお借りする
洗面は代わりにキッチンを使う
トイレは2階にもう一つあれば問題ないが、無ければ仮設トイレを用意します
このような対応策となります。
その他のリフォームケース
他に考えられる事例を一覧にしてみました。
外壁塗装・屋根葺き替え | 住みながらOK |
駐車場の改修 | 住みながらOK(別途駐車スペースの確保が必要) |
壁・天井の断熱 | 場合によるが難しい |
サッシ入れ替え | 単体ならOK、全体なら引越しも検討 |
寝室・和室改修 | 住みながらOK |
玄関の改修 | 住みながらOK(掃き出し・勝手口からの出入りになる) |
その他、さまざまなケースがあるので、ここでは挙げきれませんが、三協住宅サービスでは、極力工事中にお客様の負担がかからないようにプランニング致します。
工事中にかかるストレスですが、
騒音、ホコリに加えて、「普段あたりまえに使えるものが使えなくなる」
これは、ものすごいストレスになります。きっとお客様の想像以上です。
それを極力少なくするためにはどの方法がベストか、一緒に考えていきましょう!
気になる方は事前にご相談だけでもOKです。お気軽にお声がけくださいね。
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