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加湿器を正しく使えてますか?
冬場の乾燥の対策をしてくれる加湿器。
インフルエンザや風邪の予防に加湿器を利用されている方も多いのではないでしょうか?
厚生労働省はインフルエンザの予防に適切な湿度は50~60%であるとしています。
この湿度を下回り空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下してしまい、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
かといて、湿度が高すぎてもいいわけではありません。
ダニは60~85%、カビは70%以上で繁殖します。
冬であっても湿度が高い時は加湿器の使用を控えるようにすると快適な空間を保つことができます。
加湿器で発生するカビの原因
1.給水タンクの入れ替え不足
加湿器内のタンクは水の継ぎ足し厳禁です。
加湿器を衛生的に使うために毎日の入れ替えは大切。
タンク内にいる雑菌の繁殖を防ぐだけでなく、フィルターや加湿機本体のカビ予防になります。
2.水道水以外の利用
加湿器に使用する水は「水道水」が推奨されています。
水道水に含まれる塩素は水道水を病原生物の感染から防ぐために含まれています。
浄水器の水やミネラルウォーターはこの塩素を抜いてあるため、雑菌やカビが繁殖しやすくなっているといえます。
また、浄水器の水やミネラルウォーターを使う事で加湿フィルターの耐久度が低くなる恐れがあります。
3.外側のフィルターもこまめに掃除する
寒い季節に欠かせなくなってきてる加湿器ですが、面倒で掃除や手入れが疎かになっていませんか?
加湿器から放出される細菌やカビなどの微生物を長期にわたって吸い込んだ場合、発熱や咳など風邪とよく似たアレルギー症状を引き起こす場合があります。
一番の予防法は加湿器を面倒でもこまめに掃除する事。
タンク内の清潔を保ちフィルターの定期点検的な交換も忘れないようにしましょう。
加湿器による住宅のカビ
加湿器の使い過ぎは住宅のカビの発生にも繋がります。
特に気を付けたいのは加湿器の置く場所。
加湿器を壁や窓側において使用すると、壁や窓に水滴が付き結露が起きやすくなったりカビの発生にも繋がっていきます。
加湿器を使った後は、寒くても換気をするなど室内の湿度を適度に保つことも重要です。
LIXILのインテリア壁材・エコカラット
住宅のカビの発生を抑えるためにもちょうどいい湿度を保ちたいですよね。
健康面での予防は加湿器のメンテナンスをして頂くことが大切ですが、住宅の結露やカビの予防ならリクシルのエコカラットという選択をしてみるのもいいかもしれません。
エコカラットはタイル状のインテリア壁材で、日本の気候と相性の良い「土壁」をヒントに作られた環境にも人にもやさしい建材です。
エコカラットの吸放湿量は珪藻土の5~6倍。
優れた特性で室内の湿度を安定させ、ちょうどいい湿度を保ってくれます。
また、高いデザイン性でオシャレに湿気対策をして頂くことができます。
まとめ
空気の乾燥する季節。
乾燥を防いでくれる加湿器は冬の必需品とも言えます。
しかし、使い方を間違えると思いもよらない病気にかかってしまったり、住宅を傷めてしまったりというリスクもあります。
正しい加湿器の使い方を守って快適な冬生活を送りましょう。