『和室を洋室に』というご要望はリフォームの中でもとても多い案件です。
畳をフローリングに、土壁をクロスにしたい、というのは
皆さんご希望されるのですが、
和室に付き物の「押入れ」はあまり考えられていない人が多いですね。
もちろんそのまま使うこともできますが、
今回は使いやすいようにクローゼットに改修する提案をさせていただきました。
今回はクローゼット取付前の解体作業をご紹介します。
押入れはベニヤと木材の組み合わせでできています。
解体は主に大工さんが行います。
壊すだけなら割と簡単にできますが、実は残すところが大切です。
和室の事をよくわかっている大工さんのほうが俄然安心です!
天井板、側板を外していきます。
外した後は鋭い金物がたくさんついています。
危ないので、ケガをしないよう、金づちでしっかり叩いておきます。
枠組みをばらしていきます。
木造のお家であれば釘と逆方向に金づちで叩けば抜けていきます。
太い構造体はのこぎりを入れてばらします。
底板を外していきます。押入れの下は抜けていることもあるので注意!
釘がたくさん出ていますので、金づちでしっかり叩きます。
最後に下地組と敷居を外して完成です!
敷居の下は床が無いので、フローリングを仲間で張り込む必要がありますね。
この辺りは造りによって変わってきます。
木造の造りをしっかり理解している大工さんなので、作業もサクサク。
約30分ほどで解体完了です。
ここから使いやすいクローゼットに変わっていきますよ~