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床暖房はこんなにオススメです!
寒い時期になると、お客様からのお問い合わせが増えるのが「床暖房」
皆さん、気にはなるけど
「設置が大変そう・・・」「コストが高そう・・・」などのお声を
よくいただきます。
ですが、通常の暖房と比べて有り余るメリットが「床暖房」にはあります!
設置できる箇所
リビングや寝室など、普段生活される場所はもちろん、
寒さが気になる洗面脱衣所や
奥様がお料理されるキッチンの下だけなどの小さなスペースへの設置もOK!
実際に導入された方の声
「頭がボーっとせず、芯から温まる感じで快適です!」
「内窓と合わせて導入しましたが、他の暖房機器一切使わずにひと冬越せました!」
「フィルターのいやなにおいや、空気の乾燥が無いのがとてもよいです。」
「脱衣所に設置したら、寒い時期のお風呂に入る前が快適になった」
などのうれしい声をいただいています。
今回は、そんな床暖房のいろいろをご紹介します!
床暖房の種類
床暖房は、電気ヒーター式と温水循環式の二種類に分類されます。
■電気ヒーター式
発熱体を電気で温める方式です。
熱源機が必要ないので比較的設備費が安く、
一室のみの床暖房に適しています。
(ただし、ランニングコストは割高になります。)
■温水式
電気・ガス・灯油などの燃料でつくった温水で温める方式です。
熱源機によってコストや特徴が異なり、
排ガスを出さないヒートポンプ式やガスエンジンで発電するものまで
(最近はハイブリットなどもあります)
自由に選択ができます。
床暖房の長所
■3種類の熱効果で陽だまりのようなぬくもり!!
エアコンやファンヒータなどの「自然対流」、
湯たんぽやホットカーペットなどの「伝導」、
オイルヒーターなどの「ふく射」のトリプル効果が実感できます。
■暖房なのに、乾燥しない!!
温水式床暖房なら、室温を大きく上げずに部屋を暖めるので乾燥を防ぎます。
また、室内の燃焼や空気の対流も起こらないので、部屋の湿度も変わらず、
お肌にとっても優しいのです。
乾燥しらずで、お肌も髪もイキイキ。
加湿器がなくても、快適に過ごすことができます。
■燃焼させないから、お子様やお年寄りも安心!!
床暖房は、運転音がほとんどしない「静かさ」も魅力のひとつ。
また、室内に燃焼させるものがないから空気がクリーンに保て、
お子様やお年寄り、病気の方がいるご家庭でも安心して使えます。
■ヒートショックなどの健康被害も防げる!!
器具本体が露出していないので、
トイレや廊下など、暖房器具が置きにくい場所でも設置可能。
家のすみずみまで暖かさを保つことができます。
■クリーンな暖房!!
床仕上げをカーペット敷きにした床暖房では、
高い温度と低い湿度を嫌って表面付近にダニが出てきます。
出てきたダニは、掃除機で簡単に吸い取ることができます。
ふく射熱で暖めるので、ホコリを舞い上げることがなく、
ハウスダストが少ないクリーンな室内空間を実現できるといえます。
「ふく射熱」で部屋を暖めて結露が発生しにくいので、
カビやダニの発生を防ぐことができ、お部屋をクリーンに保つことができます。
■耐用年数は30年以上!!
温水パイプは耐用試験によって、30年以上使用できることが確認されており、
他の暖房器具よりもずっと長く使えます。
ただし、お湯をつくり循環させる熱源機は、一般ガス器具と同程度の耐用年数となります。
床暖房のデメリット
■温まるまでに時間がかかる
床暖房の立ち上がりには約1時間かかります。
タイマーで朝起きる1時間前にスタート時間を設定すれば、起きたときからポカポカ。
タイマーを上手に使えば立ち上がり時間も気になりません。
■器具設置など初期費用が掛かる
温水マットの設備工事や温水配管設備工事、
熱源機の設備工事など初期費用がかかります。
■器具設置に時間がかかる
床暖房を設置するためには床工事が必要となります。
後付けもできますが、リビングのリフォーム時の設置をおすすめします。
電気式床暖房だと、既存の床の上から追い張りできますので導入コストも安くできます。
バリアフリー改修と合わせて施工される方も多いです。
■節電するなら電気式はダメ!!
電気式床暖房の場合、家庭の電気容量を上げる必要があるため、
電気の基本使用料や月額が高くなります。
同時に電気の使用量も増えるので、節電のことを考えるなら、温水式がおすすめです。
まとめ
デメリットが初めに目につくので敬遠する方もいるかとは思いますが、
トータルで考え、長く使うのであれば、初期費用が掛かっても床暖房にすることをおすすめします。