朝晩の寒さが身に染みる季節になりましたね。
毎日布団から出られずに悪戦苦闘しています…
この時期にお客様からいただく問い合わせは
圧倒的に「部屋が寒いのをどうにかならないか?」が多いです。
寒さ対策のリフォームは色々あるのですが、肝心の原因の多くは
実は「窓」にあるんです!!
裏を返せば窓をどうにかすると劇的に改善される!ということです。
ということで、今日は窓のお話。
室内外の熱交換が最も行われる場所が窓です。
ガラス1枚挟んで外には冷たい外気。
冬の窓際に近づくと、ヒヤッとした経験はありませんか?
まだまだアルミサッシに単版ガラス1枚のお宅も多い日本の住宅。
これではどれだけ室内を温めても、窓が大きければ大きいほど熱が逃げていきます。
実は、日本の窓・サッシ事情は世界的に見るとかなり遅れています。
アメリカなどは、熱貫流率が一定基準以上(樹脂サッシ+複層ガラス+Low-E程度)ある
窓の使用が義務付けられています。
日本で使われているアルミサッシは、当然この基準を満たしていません。
つまり、アメリカではアルミサッシを使っての家は建てられない、ということです。
お隣の韓国では、樹脂製サッシの普及率が80%を超えています。国が指定しているんですね。
ヨーロッパ諸国でも、軒並み樹脂製サッシの普及率は50%を超えています。
それに比べて、日本は樹脂サッシの使用率は約7%程度、
樹脂アルミハイブリッドを加えても40%未満しかありません。
♦日本製最新サッシいろいろ
■樹脂+アルミハイブリッドサッシ「LIXIL サーモスX」
室内部分が樹脂になっていて、熱・冷気が室内に伝わりにくい構造
■樹脂+ペアガラスサッシ「LIXIL エルスターS」
サッシ全体が樹脂で出来ているので、かなり外の冷気を遮断する
■樹脂+トリプルガラス「LIXIL エルスターX」
サッシ全体が樹脂+3枚のガラス層でより高い断熱効果+軽量化を実現
これらのサッシは、当然高性能で値段も高いですが、
リノベーションの際には検討されてみてはいかがでしょうか?
長い目で見たら光熱費などのランニングコストでメリット沢山です!
近年では、「室温が2度上がると、健康寿命が4歳延びる」と言われています。
それだけ窓のリフォームには注目が集まっています。
窓のリフォームに関するお悩みはいつでもご相談ください!